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ニトムズSTALOGY 365デイズノート(B5方眼)レビュー:紙質や中身の特徴、裏抜けについても

ニトムズSTALOGY 365デイズノート

1日1ページたっぷり書ける手帳を探していたときに見つけたのが、ニトムズSTALOGY 365デイズノート。持ち運びはしないので、大きめのB5サイズを使ってますが、かれこれ5年以上愛用しています。

さりげない方眼、シンプルなデザイン、180度パタンと平らに開き、しかも薄い紙質にも関わらず、文字が裏抜けしにくいなど、とても使い勝手のいいノートです。

今回は、このノートの具体的な特徴から、実際の利用者の声に見るメリットと注意点まで、詳しくご紹介します。

365デイズノート(B5方眼)の特徴・基本スペック

サイズ幅182mm × 高さ257mm
表紙布クロス
紙質薄め
ページ数368ページ(184枚)
罫線タイプ方眼
カラー展開ブラック(黒)のみ
重さ470g

ニトムズSTALOGYの365デイズノートは、プロの編集者(エディター)も納得のいく使いやすさを追求して設計された「エディターズシリーズ」の人気商品です。

サイズは、A6、B6、A5、B5から選べて、ページ数が半分の「1/2イヤーノート」も用意されています。

私が愛用している「B5方眼モデル」は、幅182mm × 高さ257mmという、ノートとしては大きめのサイズです。全ページ数は368ページ(本文紙184枚)と大容量でありながら、その薄い紙質のおかげで、ページ数の割に分厚さを感じさせません。

B5サイズの重さは、約470g。片手で持っても、そう重くは感じません。

365デイズノート(B5方眼)の中身

マス目を時間軸として使える

B5サイズとA5サイズのみの仕様ですが、ページの左端に0時から24時までの時間軸が均等に印刷されています。

全ページの上部に「日付」「曜日」「月」がさりげなく印字

すべてのページの上部に、「月」「曜日」「日」が印字されていますので、蛍光ペンなどで印をつけることで、デイリーログのページ、日々の記録のページとして使うことができます。

ただし、かなり小さい文字で印字されているので、目が悪い人、老眼の人には見えづらいかもしれません。ちなみに私は、近視で老眼なので、まったく見えません(苦笑)

5mm角のグリッド(方眼)

B5の365デイズノートの方眼サイズは、5mm角のグリッド(方眼)が採用されています。

365デイズノートはどこで買える?STALOGYノートの販売店

STALOGY 365デイズノートは、主に大型の文具店や書店、雑貨店といった幅広い場所で取り扱われています。まず実物を手に取って選びたい方は、以下の店舗をチェックしてみるのがおすすめです。

主要な取扱店

日東堂:ニトムズが2018年9月26日に京都府京都市東山区八坂上町385-4にオープンした直営店舗。(公式サイト

ロフト:店頭販売のほかオンラインショップでも取り扱いがあります。

東急ハンズ:店頭販売のほかオンラインショップでも取り扱いがあります。

有隣堂:YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」で365デイズノートが紹介されています。

大手オンラインショッピングモール

楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショッピングモールで取り扱いがあります。

楽天での購入レビュー(定価より安い3,500円で購入)

新しいノートが必要になったので、今回は楽天市場の「雑貨ショップドットコム」というショップで購入。価格は3,500円。ニトムズの公式オンラインショップからの購入だと、定価が4,026円だったので、少しお安くお得に購入できました。

注文後4日で日本郵便のゆうパケットで届きました

私は福岡在住ですが、10月26日(日)の18時過ぎに注文して、4日後の30日(水)の午後に商品が届きました。日本郵便のゆうパケットでした。

綺麗にビニールで梱包されていました。

365デイズノートが持つ独自の魅力

365デイズノートでは、ユーザーが多様な使い方ができるように、書き手の集中を妨げない設計が随所に施されています。

自由度を高める「さりげない方眼」

紙面に印刷されている罫線は、薄くて細いグレーで印字されています。この控えめな方眼は、書くときの目印になる一方、罫線を無視したいときには視覚的な邪魔にならない設計です。文字の書き出し位置を揃えたい時にはガイドとして役立ち、図やイラストを描きたい時には自由度の高いキャンバスのように使えるため、汎用性の高さにつながっています。

ただし、この罫線が「薄すぎて見えにくい」と感じるユーザーもいるようです。特にドット方眼を選んだ方からは、無地のように感じられるという意見も見受けられます。

驚くほど開く高い製本技術

365デイズノートは、180度パタンと平らに開くことが大きな特長の一つです。糸かがり製本が採用されており、書き始めやページの端でもストレスなく書き込むことができます。さらに、カバーが柔らかい(ソフトカバー)こともあり、ノートを反対側へ巻き込むようにしてメモを取ることも可能なほど、自由度の高い作りとなっています。

また、表紙には布クロスが使われており、耐久性も考慮された丈夫な設計が魅力です。頻繁に持ち歩いても簡単にはへたらないと感じるユーザーもいる一方で、ソフトカバーであるため、机がない場所では書きづらいと感じる方もいるようです。

薄くても丈夫な紙質

実際に手にしてみるとわかりますが、368ページというページ数にもかかわらず、そこまで重さを感じません。これは、薄い紙を採用しているからです。この紙質は、辞書の紙のように感じる人もいるようです。

この薄さにもかかわらず、様々なタイプの筆記具と相性が良く、文字が裏抜けしにくいものが採用されているとされています。

紙質と筆記具の相性:裏抜け・裏写りに関する傾向

365デイズノートの筆記具との相性についても調べてみました。裏抜けや裏写り(ゴースト)に関するユーザーの声には、いくつかの傾向が見られます。

裏抜けに関する意見の傾向

多くのユーザーは、その薄さにもかかわらず、万年筆やボールペン、ゲルインクペンなどを使っても裏抜けしにくいと評価しています。特にボールペンや比較的インクフローが控えめなペン(例えば、万年筆の細字や極細字)を使用する場合、裏抜けはほとんど気にならないという声が多い傾向にあります。

しかし、インクフローが多い太字の万年筆や、ゲルインクペン、濃いマーカー(マイルドライナーなど)を使用すると、裏に透けて見える(裏写り/ゴースト)ことや、インクの滲み、裏抜けが起きる可能性があるという指摘もあります。また、万年筆との相性はインクやペン先によって予測が難しいという声や、ページによって性能が安定しないと感じる方もいるようです。

紙質は「適度な摩擦感」があり、インクの浸透を楽しむことができると感じるユーザーもいます。

日付の印字と利便性に関する傾向

全ページの上部には、月、日付、曜日を丸で囲むことで日付を特定できる印字が施されています。また、左端には時間軸の数字が小さく印刷されています。

これらの印字は薄いグレーで控えめに印刷されており、書く作業を邪魔しないという点で好意的に受け止められています。しかし、印字が薄すぎてパッと見て日付を判別するのが難しいという意見も多く聞かれます。そのため、自分で日付を大きく書き直しているというユーザーもいます。

B5サイズを選ぶ際の活用法と注意点

B5サイズは、A5などのサイズと比較するとレビューが少ない傾向にありますが、大判サイズならではの利用者の声と、利用シーンの傾向をご紹介します。

B5サイズの利用シーン

B5サイズは、広々とした紙面が利用できるため、様々な情報を一冊にまとめる「一元化ノート」としての利用に役立ちます。

特にビジネスや学習において、図を多く書いたり、複数の情報を整理したりする用途に向いていると考えられます。また、B5サイズは0時〜24時までの時間軸が均等に印刷されているため、スケジュール管理やライフログを詳細に残したい場合に、より広い視野で記録を続けることをサポートしてくれるでしょう。

サイズと重さに関する注意点

B5サイズは、約540gと比較的に重さがあるため、常に持ち歩く用途には、A5やB6サイズ(約268g~約354g)のモデルと比べて不向きと感じる人もいるかもしれません。

しかし、利用者の多くは、このノートを日記、バレットジャーナル、仕事用ノート、勉強ノートなど、多様な用途に活用しており、そのシンプルさと自由度の高さを魅力に感じているようです。

まとめ

ニトムズSTALOGYの365デイズノート(B5方眼)は、その大容量と、書くことをサポートしつつ邪魔をしないデザインが融合したノートです。特にB5サイズは、24時間軸に対応した広大な紙面を、裏抜けしにくい薄い紙で実現しているため、情報をたっぷり書き込みたい方や、詳細な記録を必要とする方に適しています。

ノート選びは、紙質やサイズ、製本方法など、個々人の好みや筆記具との相性によって大きく変わるものです。このノートは、万年筆との相性について意見が分かれる部分もありますが、多くの人に「書き心地が良い」「愛着が湧く」と評価されています。

365デイズノートを購入する際は、まずはご自身の利用スタイルに合わせて、豊富なサイズ展開(A6、B6、A5、B5)の中から、ページ数が半分の「1/2イヤーノート」 も含めて検討してみるとよいでしょう。

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