冷蔵庫に貼っていた学校のプリント。家族の予定表や写真。気づくと、いろいろな紙が増えています。別の場所へまとめたいけれど、壁に大きなホワイトボードを置くと部屋の中で浮いて見えそうです。テープで貼る方法は、壁紙が心配ですよね。
私が調べてみた山崎実業 towerの「ウォールプリントスチールパネル」は、石こうボード壁などに取り付けて、磁石で紙や小物を留められる薄型のスチールパネルです。SとLがあり、付属の石こうボードピンか木ネジで固定します。見た目はすっきりしていますが、Lサイズは本体だけで2.26kg。取り付けや壁の条件を先に確認したい商品です。
壁をマグネット収納にしたい人にとって、本当に使いやすいのでしょうか。というわけで、SとLの違い、取り付け条件、購入者の口コミ、別の選択肢まで調べてみました。
山崎実業
[ ウォールプリントスチールパネル タワー L 石こうボード壁対応 ] 山崎実業 tower 10155 10156 ホワイト ブラック / プリントボード 壁掛け マグネットボード プリント収納 マグネット メモボード dej
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※価格・在庫・評価は変わるため、購入先の表示を確認してください。
壁をマグネット収納にしたいなら、薄いスチールパネルが候補
まず知っておきたいのは、壁そのものに磁石が付くようになる商品ではないことです。スチール製のパネルを壁へ取り付け、表面にマグネットを付ける仕組みです。冷蔵庫の側面へ貼っていた学校のプリント、予定表、写真、メモなどを、リビングやデスク前へ移せます。
テープで金属板を貼るタイプと違い、取り付け後に粘着面が見える商品ではありません。厚みはS・Lとも約0.7cmです。壁から大きく出っ張らないので、家具のような圧迫感を避けたい人には検討しやすい設計です。薄さを重視する人には、ここが魅力になりそうです。
ただし、壁に何も残らない商品ではありません。石こうボードピンや木ネジで固定するため、取り外せば穴が残ります。ここは大事です。壁を傷つけたくない人は「穴がゼロか」ではなく、「許容できる大きさか」「取り付けできる壁か」で判断してください。
SとLの違い|広さより、貼りたい紙の量で決める
SとLの違いは、サイズ、重さ、耐荷重、付属マグネットの数です。数字だけではイメージしづらいので、まず表で整理します。
| Sサイズ | Lサイズ | |
|---|---|---|
| サイズ | 約幅47×奥行0.7×高さ15cm | 約幅68×奥行0.7×高さ35cm |
| 本体重量 | 約710g | 約2.26kg |
| 耐荷重 | 約500g | 約1kg |
| 付属マグネット | 3個 | 4個 |
| 品番 | 10153・10154 | 10155・10156 |
Sは横長で高さが低く、デスク前や洗面所、玄関の一角など、まとまった面積を取りにくい場所へ向いています。メモや鍵、家族への伝言を少量だけ見えるようにしたいなら、Sから考えるとサイズを持て余しにくいでしょう。小さく始めたい人向きです。
一方、Lは幅68cm、高さ35cmあります。公式情報では、縦向きのA4プリント1枚と横向きのA3プリント1枚を並べて管理できる大きさです。学校や保育園のプリント、家族の予定、仕事のメモを一つの面に集めたいなら、Lのほうが使い方を組み立てやすいでしょう。
その代わり、Lは本体重量がSの3倍以上あります。ここは見落としやすいところです。貼れる面が広いからといって、取り付けまで一人で簡単とは限りません。壁へ持ち上げた状態で位置を合わせる作業があるため、最初から支える人を用意しておくほうが安全です。
取り付け方法|壁を傷めにくいが、穴がゼロではない
取り付け方法も確認しておきましょう。石こうボードピンを使う場合は、付属の取り付けピースを壁へ固定し、パネルを掛けてからキャップを取り付けます。メーカーは、壁紙を貼った石こうボードや薄ベニヤなどを取り付け可能な壁として案内しています。木の壁や下地がある場所では、付属の木ネジを使う方法もあります。
取り付ける前に、次の順番で確認すると迷いにくいです。買ってから「壁に付けられない」とならないための確認ですね。
- パネルを置きたい場所に、紙を貼った状態の幅と高さを確保する
- 石こうボードピンを使える壁か、木ネジを使える下地があるか確認する
- 本体を支える人と、位置を測る道具を用意する
- 壁の材質に合う固定方法で取り付け、耐荷重を超えない範囲で使う
石こうボードピンは木ネジより跡が目立ちにくい方法ですが、穴が開かないわけではありません。商品案内では、石こうボードピンを使った場合はクギ1本あたり約1mm、木ネジは1本あたり約4mmの穴が開くと説明されています。賃貸住宅なら、管理規約や契約内容を確認してから取り付けましょう。小さな穴でも気になる人は、ここで一度立ち止まるのがおすすめです。
取り付けできない壁もあります。石こう吸音ボード、ロックウール吸音板、しっくい、モルタルなどのもろい壁、薄い板壁、コンクリート、タイルなどは対象外です。壁の表面が白いから石こうボードだろうと決めつけず、下地や壁材を確認してください。
使い方|プリントだけでなく、鍵やリモコンの定位置にも
基本は、紙をマグネットで貼る使い方です。学校のお知らせや回覧、家族の予定表を一か所へ寄せると、冷蔵庫の扉へ貼り付ける紙を減らせます。貼った紙を外すときも、テープを剥がすのではなく、マグネットを動かすだけ。これなら掲示場所を決めやすいですね。
Sサイズを玄関へ付けるなら、マグネットフックを組み合わせて鍵やエコバッグの定位置にできます。デスク前なら、締め切りや予定を書いたメモを目線の高さへ貼る方法があります。洗面所では、家族の予定や一時的に確認したい紙の掲示場所として使えます。置き場所に困っていた小物を、紙と同じ場所で管理できるわけです。
リモコンを浮かせて収納したい場合は、リモコンの背面に対応するマグネットを取り付けます。ただし、リモコンやフックの重さが商品全体の耐荷重に加わります。マグネットが付くからといって、重い収納用品をいくつも吊り下げてよいわけではありません。Lでも静止荷重は1kgです。貼り付ける物の重さを合計して考えてください。
本体にはSが3個、Lが4個のマグネットが付属します。紙を貼るだけなら最初から使えますが、複数枚のプリントを重ねる、厚いケースを吊るすといった使い方では、別のマグネットやフックが必要になる場合があります。付属品だけで足りるか、先に貼りたい物を並べて考えると買い足しが減ります。
towerウォールプリントスチールパネルの口コミ・評判
壁に散らばっていた紙がまとまり、見た目が整う
私が確認した口コミでは、冷蔵庫や壁に分散していた学校の書類、写真、子どもの作品を一か所へまとめられたという声がありました。リビングや子どもの机の前、パントリー、玄関など、家の中で確認したい場所へ移せる点が評価されています。
「何もない壁にマグネット壁ができた」という使い方に近い商品です。壁紙へ何度もテープを貼ったり、画鋲で紙を増やしたりするより、貼る場所をパネル内に限定できます。紙の定位置が決まるため、家族への伝言や提出前のプリントを見落としにくくする工夫にもつながります。紙の行き場を決めたい人には、わかりやすいメリットです。
薄さとシンプルな見た目を評価する声
薄く、縁が目立たないことを気に入ったという口コミもあります。白い壁にはホワイト、家具や壁とのコントラストを出したい場合はブラック。色で印象を調整できます。マグネットボードらしい枠が大きく出ないので、写真やプリントを貼っても部屋の中で主張しすぎにくい点が特徴です。
ただし、薄いことと軽いことは別です。スチール製のため、Lは見た目から想像するより重いという声が複数あります。薄いパネルだから一人で片手に持ち、もう片方でピンを打てると考えると、取り付けでつまずきやすいでしょう。
気になった点は、本体の重さと貼れる量
それはさておき、気になった点も見ておきます。確認できた口コミの一部では、取り付け時の重さが注意点として挙げられていました。Lは二人で作業したという声が複数あり、Sでも一人では位置合わせが難しかったという例があります。設置後は問題なく使えていても、購入前に気にしたいのは本体を壁へ押さえる作業です。
もう一つは、Lでも貼り方によってはA4書類を思ったように置けないという声です。書類を重ねる、マグネットを大きくする、写真や小物も一緒に貼ると、面積はすぐに埋まります。家族分のプリントを大量に常時掲示したい人は、Lを一枚だけにするのか、Sを場所ごとに分けるのかを考えておきたいところです。広さだけでなく、何をどれだけ貼るかまで考えると選びやすくなります。
壁をマグネットにしたい人におすすめ。重さが気になる人は条件を確認
ここまで確認すると、この商品が合う人の姿も見えてきます。次のような人です。
- 冷蔵庫以外の場所へプリントや写真を移したい
- 壁紙にテープを貼り続ける方法を変えたい
- マグネット収納を後付けしたい
- 厚い収納家具ではなく、薄いパネルを選びたい
- 二人で取り付ける準備ができる
壁をマグネット収納にする方法は、パネルを一枚付ける方法だけではありません。取り付け跡をできるだけ目立たせたく、掲示量も少ないなら、ホッチキス針で補助板を取り付けるタイプのほうが条件に合います。反対に、A4書類や写真を広い面へ自由に貼りたいなら、点ではなく面で受け止めるtowerのパネルが使いやすいでしょう。ここは、壁の傷と掲示量のどちらを優先するかで決めるところです。
壁をマグネット化する3商品を比較。壁の傷と使い方で選ぶ
それはさておき、主役商品だけで決めにくい人向けに、3商品を比べます。壁へ広い掲示面を作る商品、トレーまで一体になった商品、取り付け跡を小さくしやすい商品です。同じマグネット収納でも、必要な面積と壁への固定方法が違います。
towerのウォールプリントスチールパネルLは、広い面へプリントや写真をまとめたい人向けです。奥行きが約0.7cmと薄く、壁面の見た目をすっきりさせやすい反面、本体が重く、石こうボードピンの穴は残ります。壁へ貼る紙の量が多く、掲示場所を一か所に集約したいなら、この商品が中心になります。
ウォールプリントボードのトレー付きは、マグネット面の下にトレーがあります。タブレット、ペン、リモコンなどを置けるので、学習机やデスク前で使いやすい構成です。幅58×奥行4.8×高さ40cm、重量2.15kg、耐荷重2kgで、towerのスチールパネルLより奥行きがあります。壁に出っ張りを作りたくないなら通常のスチールパネル、置き場所まで一つにまとめたいならトレー付き。この分け方なら、選びやすいですね。
コクヨの「壁につけるマグネット はじめてセットB」は、広い一枚板を付ける商品ではありません。石こうボードへ専用ホッチキスでベースシートを取り付け、その上に補助板とマグネットを組み合わせます。公式説明では、ネジや画鋲より細いホッチキス針を使い、外した跡が目立ちにくいことを特徴にしています。バータイプはA4用紙を約9枚保持する仕様が案内されていますが、マグネットフックや重い物を自由に吊るす用途には向きません。掲示量が少なく、跡をできるだけ目立たせたくない人向けです。
壁の見た目を広く整えたいならtower L。タブレットや小物の置き場まで欲しいならトレー付き。穴の目立ちにくさと小さな掲示を優先するならコクヨです。比較すると、同じ「壁をマグネット化する」商品でも、面で使うか、置き場を足すか、点やバーで使うかが違います。
おわりに
私が調べた範囲で整理すると、山崎実業 towerのウォールプリントスチールパネルは、石こうボードピンや木ネジで壁に取り付け、プリントや写真、メモを磁石で貼れる商品です。Sは小さな場所へ、Lは家族の書類や大きな掲示面へ向いています。薄くて見た目を整えやすい一方、Lは2.26kgあるため、取り付けは二人で行うほうが安全です。
壁の穴を完全になくす商品ではありません。広い面をすっきり使いたいのか、取り付け跡をできるだけ小さくしたいのか。そこが決まれば、towerのS・Lか、別タイプかも選びやすくなるでしょう。いやー、結局は「何を貼りたいか」と「どこまで壁の跡を許容できるか」です。ここを先に決めておくと、購入後に迷いにくいと思います。
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